定期テストは取れるのに模試で点が取れないのはなぜ?
こんにちは!Dr.TAKAゼミ塾長の上山です(^^)/
「学校の定期テストでは80点、90点取れるのに、模試になると急に点数が下がります」
中高一貫校や高校生を指導していると、こういう相談を本当に多く受けます。
本人としては、
学校の勉強はちゃんとやっている。問題集も解いている。定期テストも取れている。
なのに、模試になると解けないので、「自分は受験に向いていないのでは」と不安に思うこともあると思います。
ただ、定期テストが取れているのであれば、勉強そのものができていないわけではありません。
定期テストと模試では、求められる力が少し違います。
今回は、その違いと、これからどのように勉強を変えていけばよいかを整理していきたいと思います。
定期テストと模試では「問題の出され方」が違う
定期テストでは、基本的に試験範囲が決まっています。
学校で習った単元、指定された問題集、授業プリント
などから出題されることが多いため、
「この範囲を勉強すればよい」ということが分かっています。
一方、模試では範囲が広く、
どの単元の知識を使うのか、どの公式を使うのか、何から手をつけるのかを自分で判断しなければなりません。
数学であれば、
「これは二次関数の問題です」
と教えてもらった状態で解くのと、何も書かれていない状態から二次関数を使うと判断するのでは、かなり違います。
英語でも同じです。
文法問題なら解けても、長文の中でその文法や語彙を使って意味を取るとなると別の力が必要になります。
定期テストで点数が取れているということは、基礎知識がある程度入っている可能性が高いです。
次に必要なのは、その知識を「問題を見て自分で引き出す練習」です。

初めて見る問題で止まるなら、勉強のやり方を少し変える
模試で点数が伸びない生徒さんを見ていると、問題集の使い方に共通点があることがあります。
例えば、
授業で解説を聞く
↓
同じ問題を解く
↓
答え合わせをする
↓
次の問題へ進む
という形です。
もちろん、この勉強も必要です。
ただ、大学受験では「同じ問題」がそのまま出るとは限りません。
少し条件が変わった問題や、複数の知識を組み合わせた問題に対応する必要があります。
そのため、基本問題が解けるようになった後は、
少し時間を置いて解き直す
初めて見る類題を解く
時間を測って解く
問題を見て、まず方針だけ考える
といった練習を入れてみてください。
以前のコラムでも書きましたが、数学についていけなくなった時は、むやみに何学年も戻るのではなく「最後に自力で解けていたところ」まで戻ることが大切です。
基礎を確認したうえで、少しずつ初見問題へ広げていく。
この順番がよいと思います。

模試の復習は、点数より「どこで止まったか」を見る
模試が返ってくると、どうしても最初に偏差値や点数を見ます。もちろん、それも大切です。
ただ、次の勉強につなげるためには、なぜその問題を落としたのかを見る方が重要です。
例えば、
知識そのものを知らなかった
公式は知っていたが使えなかった
途中まではできたが計算を間違えた
時間が足りなかった
問題文の意味を読み違えた
では、対策が全く違います。
「数学が50点だったから数学をもっと勉強する」
だけでは少し曖昧です。どこで点数を失ったのかまで見る。
そうすると、
基礎へ戻るべきなのか?演習量を増やすべきなのか?時間配分を練習すべきなのか?
が見えてきます。
定期テストが取れているのに模試で取れないというのは、決して珍しいことではありません。
むしろ、知識がある程度入っているからこそ、次は「使う練習」に移る段階なのだと思います。
学校の進度や模試の結果を見ても、どこから改善すればよいか分からないというご相談でも大丈夫です。無料体験・学習相談をご利用ください。



