高2の秋から医学部を目指すなら、まず何を優先すべき?
こんにちは!Dr.TAKAゼミ塾長の上山です(^^)/
高校2年生の秋になると、「今から医学部を目指して間に合いますか?」という相談が少しずつ増えてきます。
もちろん、現在の成績や学校の進度によって状況は違います。
ただ、高2の秋からであれば、まだ十分に立て直せるケースは多いです。
一方で、この時期から何となく難しい問題集を始めたり、医学部用の教材を一気に増やしたりすると、かえって勉強が散らかってしまうことがあります。
大切なのは、「医学部を目指すから何か特別なことを始める」よりも、まず今の自分に足りていない部分を整理することです。
今回は、高2の秋から医学部を目指す場合に、私なら何を優先するかを順番に整理してみます。
まず確認したいのは、英語と数学の土台です
医学部受験では、英語と数学の完成度がかなり重要です。
理科は高3になってから本格的に伸びる生徒もいますが、英語と数学は積み上げに時間がかかります。
特に数学は、今やっている単元だけでなく、その前の内容が曖昧なままだと先へ進むほど苦しくなります。
高2の秋であれば、まず現在地を確認したいです。
例えば数学なら、
学校の定期テストでは取れているのか
模試になると急に点が下がるのか
典型問題なら解けるのか
計算ミスが多いのか
そもそも未理解の単元が残っているのか
で、やるべきことはかなり変わります。
英語も同じです。
単語が足りないのか、文法が弱いのか、英文解釈で止まるのか、長文を読む速度が足りないのか。
「医学部志望だから難しい教材へ進む」のではなく、まずどこで止まっているかを確認する方が先です。
高2の秋は、英語と数学の穴を見つけて埋めるにはまだ間に合う時期です。
逆に、ここを曖昧なまま高3へ持ち越すと、理科や過去問対策が始まった時に時間が足りなくなりやすいです。

理科を始める時期は、学校の進度だけで決めない
医学部受験では、理科2科目の完成度ももちろん重要です。
ただ、高2の段階では学校によって進度にかなり差があります。
学校ではまだ生物や化学の一部しか終わっていない、というケースも珍しくありません。
そのため、「学校でまだ習っていないから理科は高3からでいい」と考えてしまうと、医学部受験では後半かなり忙しくなることがあります。
一方で、英語と数学が大きく崩れている状態で、理科まで一気に広げるのもおすすめしません。
高2の秋の段階では、
英語・数学の土台がある程度できている
↓
理科を少しずつ先取りする
という流れが理想です。
特に私立医学部まで視野に入れる場合は、英語・数学・理科2科目を高3の途中から一気に仕上げるのはかなり大変です。
だからこそ、理科については「まだ習っていないから後回し」ではなく、
今から少しずつ始めた方がよい科目なのか
学校進度に合わせてよいのか
を一度判断しておく必要があります。
この判断は、志望校や現在の成績によってかなり変わります。
高2の秋は、受験科目全体のスケジュールを考え始めるにはちょうどよい時期です。

医学部を目指すなら、高2の秋に受験全体の設計をしておく
医学部受験は、科目数が多く、大学ごとに出題傾向も違います。
そのため、高3になってから「何となく医学部を目指す」より、高2の秋の段階で大まかな受験設計をしておいた方が動きやすいです。
例えば、
国公立医学部を第一志望にするのか
私立医学部も受験するのか
共通テストでどの程度の得点が必要なのか
理科はどの科目を使うのか
推薦や総合型選抜の可能性はあるのか
このあたりを少しずつ整理しておくと、今後の勉強の優先順位が見えやすくなります。
もちろん、高2の秋に志望校を完全に決める必要はありません。
ただ、
今の成績からどこを目指すのか
そのために高3になるまでに何を終わらせたいのか
この2点くらいは考えておいた方がよいと思います。
医学部受験は、単に勉強量を増やせば何とかなる試験ではありません。
限られた時間の中で、どの科目にどれくらい時間を使うかを考える必要があります。
高2の秋は、その設計を始めるには遅くありません。
むしろ、ここから動き始めれば、高3になってからの勉強がかなり進めやすくなります。
高2の秋から医学部を目指す場合、大切なのは「何か特別な医学部対策を始めること」ではありません。
まず英語と数学の現在地を確認し、必要であれば理科の先取りも始める。そのうえで、高3になるまでに何を終わらせたいかを逆算しておく。
この順番で十分です。
医学部受験は長期戦です。
早く難しい問題に進むことより、今やるべきことを整理して、抜けのない状態を少しずつ作っていく方が結果につながりやすいです。
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