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現役医師が塾長の個別指導塾 Dr.TAKAゼミ(福岡市中央区六本松)

塾長コラム

医学部に現役合格するためには?⑥ 高校英語の学習方法(英単語)

医学部に現役合格するためには?⑥ 高校英語の学習方法(英単語)

英語の学習方法について

今回からは数学以外の各教科の学習方法についてまとめていきたいと思います。

まずは英語に関してです。当塾に頂くお問合せで数学の次に多いのは英語ですが、英語の勉強法は少し独特で、間違ったやり方で学習を進めてもなかなか成績は上がりづらいです。そのため、「勉強しているはずなのに…」と悩まれている方も多いのではないかと思います。

受験英語の要素としては、英単語力・長文読解力・文法力・リスニング力といったものが挙げられると思います。これらは当然最終的にはリンクしてくるものではありますが、まずはそれぞれの要素に必要な学習を進めていく必要があると思います。

英語というのはやはり一つの言語ですから、正しい方法で学習を進めれば誰でも、やればやるほど成績は伸びていくはずです。個人的な意見としては全ての科目の中で、最も学習量と成績が比例していく科目ではないかと思っています。

英単語力とは?

では、まずは一番学習がシンプルに進められそうな英単語から考えていきたいと思います。

意外なことに、「英単語帳は特に持っていない」という方も結構いらっしゃるのですが、やはり常に使用する英単語帳は1つはあった方が良いのではないかと思います。

「色々あって結局どれを買えばいいのか分からなくて…」というお声も良く耳にしますが、確かに書店に行って見てみると、種類が非常に多く選定するのが悩ましいというのもよく分かります。

選ぶ時のコツとしては、ある程度良く使われているものであれば悪い本というのはあまりないと思いますので、重要なのはそのレベルと収録されている英単語の数だと思います。

ざっくり言うと、あまり最初から単語レベルの高すぎるものや単語数が多すぎるものを使うのはやめた方が良いと思います。結局消化不良になって、全てうろ覚えになってしまう、というのが一番もったいないです。

自身の現在の単語力や志望校を考えた上で、必要最低限と思われる英単語帳をまずは使っていきましょう。

重要なのは、見た時に意味が一瞬で浮かぶ英単語の数を増やしていくことです。

先ほども述べたように、見たことはあるんだけど全てうろ覚えであったり意味を思い出すのに長い時間かかったりする状態では、その単語を覚えたとは言えないと思います。例えば、「apple」と聞けばほとんどの人が「リンゴ!」と一瞬で日本語の意味が浮かぶと思いますし、「birthday」と聞けば「誕生日!」と答えられると思います。

まあこの辺りの単語はほぼ日常会話の中でいわば日本語的なレベルで使われるいるというのもあるとは思いますが。このような感じで瞬時に意味が浮かんで初めてその単語を覚えたと言えると思います。

基本的には英単語力は後に述べる長文読解の中で威力を発揮しますが、Mike didn’t think about the consequences…という文章がでてきたとして、「むむ?consequence!?絶対聞いたことある!うーん、うーん、なんだっけな……そうだ!結果っていう意味だった!」というペースで読解していてはなかなか上手くいきません(※consequenceには他にも意味があります。気になる方は英単語帳等を御参照下さい)。

ですので、繰り返しになりますが、まずは単語数は必要十分な最低限のもので構いませんので、「見た時に一瞬で意味が浮かぶ」ようになることを意識して、一冊の英単語帳を繰り返し繰り返しこなしていきましょう!

もう完璧だと思ったタイミングで、必要があればもう少しレベルの高いものにチャレンジしていくというイメージで良いと思います。

今回は、英語の学習法の中でまずは英単語のことを取り上げてみました(^^♪

次回は長文読解や文法のことについて考えていきたいと思います。また読んで頂けると幸いですm(__)m

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