中高一貫校の定期テスト対策について①
こんにちは!(^^)/Dr.TAKAゼミ塾長の上山です。久しぶりのコラムとなってしましました💦今回は当塾にも御依頼や御質問の大変多い、中高一貫校の定期テスト対策について述べていきたいと思います!
まずは、本タイトルを「中高一貫校の」定期テスト対策と対象を絞ったのは、公立中学・高校の定期テスト対策と中高一貫校の定期テスト対策は大きく異なるものだと思うからです(公立向けのテスト対策のお話はまた後日書かせて頂こうと思います)。
まず、私が知る限りの中高一貫校の特徴についてお話していきたいと思います。
中学から入学されている方にとっては(小学校から、という場合もありますが)基本的には6年間、同じ学校の一貫したカリキュラムをこなしていくこととなります。これには大変大きなメリットがあると考えます。
最も大きなメリットは、学習進度が大学受験を見据えた上で理想に近いスピードで進められるという点です。正直言って、中学の内容が①なら、高校の内容は⑤、もしくはそれ以上のボリュームがあると私は思います。
これは、高校受験をして優秀な高校に進学した方のことを例に挙げるとよくわかると思います。中学の勉強をほぼ完璧(公立高校のテストで9割程度とれる学力)にでき、公立中学内ではとても優秀とされる生徒さんは、各学校に10人前後はいらっしゃるのではないかと思います。
しかし、その後高校3年間が終わるころに高校の内容を9割方理解・修得する方は、その優秀だった方たちの中でも、多く見積もって1割程度ではないでしょうか。
そういったことを考えても、中高一貫校の中でも進度は差があるものの、6年間の中で中学範囲を2年、高校範囲を3年+最後の1年は大学受験に向けた高校範囲の総復習や実戦練習、といったような配分で進めていくのは大変理にかなっていると思います。
このスピードにしっかりとついていければ、高校を卒業した後に1年間(もしくはそれ以上)予備校でみっちりトレーニングをした浪人生とも対等以上に勝負することが可能と思います。
ここまでお読みいただいてありがとうございました(^^♪次回は、中高一貫校のテスト対策や日々の学習で陥りがちな状況や、気を付けるべき点などについてお話していきたいと思いますのでどうぞお楽しみに(^^)/