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現役医師が塾長の個別指導塾 Dr.TAKAゼミ(六本松)

塾長コラム

【結果発表】夏休みの過ごし方でどれ位学力差が付くか検証してみた

【結果発表】夏休みの過ごし方でどれ位学力差が付くか検証してみた

最大でどれくらい勉強できるのか?

こんにちは!Dr.TAKAゼミ代表の上山です(^^)/今日は、夏休みの過ごし方でどれくらい成績や学力に差が付くのか!?検証してみたいと思います。

学校の課外や補習があったり、夏休みの期間も学校によって異なったりなどはあるとは思いますが、ここでは一旦夏休みを40日・時間を全て自分の時間として使えるとして計算してみます。

1日で睡眠を7時間とし、勉強以外の食事やお風呂などを2時間と設定すると、最大で概ね15時間程度勉強することが可能ですね(^^)これを40日ですので、600時間という事になり、これを【ハードモード】と名付けることにします。

1日の起きている時間の約半分を勉強時間にあてた場合、8時間程度は勉強時間を取れることになりますね。この場合、8時間×40日で320時間ほど勉強できることになります。これを【ミドルモード】と名付けることとします。

普段の平日と変わらないくらい、例えば1日3時間しかできない状態だと3時間×40日で120時間で、これを【ライトモード】、全く勉強しないと当然40日あっても0なのでこれを【ゼロモード】とします。

それぞれのモードを比較してみよう!

まとめると、【ハードモード】は600時間、【ミドルモード】は320時間、【ライトモード】は120時間、【ゼロモード】は0時間ですね(^^)さすがに夏休みを通してゼロという人はなかなかいないとは思いますが、比較のために少し極端な数字にしています。

【ハードモード】と【ゼロモード】では600時間ほどの差が、【ハードモード】と【ミドルモード】でもなんと280時間もの差が生まれています。これほどの差があれば、向上させられる学力にもかなり差がありそうだという事は皆さんに分かって頂けることと思います。

少し話は変わりますが、学力を上げる上で最も大切なことは何でしょうか?答えは間違いなく『勉強時間』なのです。効率の良さ、内容、環境…色々な要素があるのはもちろんですが、やはり時間が最も差が付き、最も重要な要素であると思います。

例えばご自身のやっている部活動を想像してみてもらうと、このことは理解しやすいと思います。私は中・高・大とバドミントンをやっていましたのでバドミントンを例に取ると、元々同じくらいの強さだった2つのチームについて、夏休みに1日8時間練習するチームと、1日3時間練習するチームでは、夏休みが終わった時にどちらが強くなっていそうか?と考えて頂けると答えは自明だと思います。

8時間練習したチームがよほどトンチンカンな練習をしているとかでもない限り、8時間練習するチームに3時間しか練習しないチームが勝つのは至難の業だと思いませんか?バドミントンなどのスポーツには怪我などのリスクがあるため1日15時間はさすがに練習するのは不可能だと思いますが、勉強には幸い怪我のリスクはありませんので、やればやるだけ良いでしょう。

平時で取り返すのは困難です(@_@)

夏休みにあまり勉強できなかったからといって、これを平時に取り返すのは大変難しいことです。例えば【ハードモード】と【ライトモード】の差を2学期中で何とか取り返すとするならば、元々平日・休日ともに3時間勉強している人であれば、どれくらい増やせば取り返せるでしょうか?

2学期を約100日(平日70日・休日30日)として計算すると、【ハードモード】と【ライトモード】の差は480時間ですから、この分を平時の上乗せ分で消化すると考えた場合、平日を3→5時間・休日を3→13時間に増やしてもまだ足りません。

平日は学校や部活がある人も多いでしょうから、そもそも平日に5時間というのは物理的に難しいかもしれませんし、【ハードモード】を平時にも継続する人には絶対に勝つことができません。

夏休み中の過ごし方がいかに大切か、わかって頂けたと思います。ここまでお読みいただきありがとうございました!また次回のコラムでお会いしましょう(^^)/

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