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現役医師が塾長の個別指導塾 Dr.TAKAゼミ(六本松)

塾長コラム

【必見】現役で国公立の医学部医学科に合格するための理想的な高校生活とは?①

【必見】現役で国公立の医学部医学科に合格するための理想的な高校生活とは?①

そもそも中学範囲の勉強は完璧ですか?

こんにちは!Dr.TAKAゼミ塾長の上山です(^^)/今回は、タイトルにありますように、現役で国公立の医学部医学科に合格するための理想的な高校生活の送り方についてお話をしていきたいと思います!

昨今、医学部人気は益々過熱しており、私立の医学部も私が受験生の頃と比べると明らかに合格が難しくなっていると感じます。

国公立の医学部に関しては言うまでもなく、現役で突破するのはかなり難しいことだと考えます。しかし、難しい=不可能ではありません。医学部の門戸は平等に開かれていると思いますし、努力で乗り越えられない壁ではありません。

まず、「高校生活」の話をすると言っておきながら中学範囲の勉強について軽く触れておきたいと思います。数学・英語・国語に関しては特に、中学範囲の勉強が習熟していないのに高校範囲の勉強をし、しかもそれを医学部医学科合格レベルまで引き上げるのは事実上不可能に近いと思います。

この3科目に関しては各県の公立高校の試験で最低でも8割は取れないと話にならないと思います。できれば9割は欲しいです。

例えば数学に関して言えば中学範囲と高校範囲は切り離せるものではなく、公立高校の試験で8割取れないという事は基本的な計算力や、方程式の使い方、文章問題の意図のとらえ方、図形のアプローチや基本的な公式など、どこかに(もしくは全て)に大きな穴があるはずです。

ですので、この3科目で公立高校の試験8割とれない方は、急がば回れで中学の復習を頑張りましょう。そこをクリアせずに高校の勉強をしても時間がかかるばっかりで習熟は困難と思います。

まだ1年生だし…では非常にマズい!?

他のコラムでも触れているように、中学範囲の勉強と高校範囲の勉強は、暗記量、情報処理量、理解にかかる時間、など全く比較になりません。当然高校範囲の方が圧倒的にボリュームがありますし難しいです。

高校入試は1年弱の勉強で9割程度取れるようになる人はそこそこいると思いますが、大学入試に同じようなノリを持ち込んでもまず成功は難しいです。(中にはそれくらいの感じでも普通に医学部に受かってしまう人もいますが、ごくごく稀なケースですので、そのような体験談を聞いても一旦無視しておいた方が良いと思います)

ですので、まだ高校1年生の人も、「受験は終わったばっかりだし、大学入試はまだまだ先だよな~」では取り返しのつかないことになる可能性が十分あると思います。

例えば数学に関して言えば、国公立の医学部を目指すのであれば、できれば高校1年生の間に数学ⅠA/ⅡBは一通り終わらせておくのが理想的です。どんなに遅くても高校2年生の夏休み前には終わらせるべきでしょう。

周りに合わせるのではなく意識を高く持とう!

学校の授業のスピードはそんなに速くないよ~、というのは何の言い訳にもなりません。浪人生は全てのカリキュラムを一通り終わらせた後にさらに1年(もしくはそれ以上)のトレーニングを積み、受験に臨むわけですし、医学部医学科であれば何浪してでも行きたい!という人は山ほどいます。受験会場では学科試験は、現役生だからプラス20点サービス!とかは当然ありません。

そもそも高校3年間でそういった人たちと勝負して勝ち残る実力をつけるためにはかなり無茶なスピードで勉強していかなければとても無理、くらいに思っておいた方が良いと思います。

周りの人はまだこれくらいしかできないし、とか、その中では大分マシな方だし、とかいう事は考えない方が良いと思います。例えば福岡市内の高校に通っている方、前年度の自校の国公立の医学部医学科の現役での合格者数(一般入試)はどれくらいでしたか?

どんなに多くても10人程度、場合によっては0も十分ありえるでしょう。

そう、自分だけは意識を高く持って、1年生のうちから全速力で勉強を進めていかなくてはいけないということが良く分かりましたね(^^♪

ここまでお読み頂いてありがとうございました!また次回のコラムでお会いしましょう(^^)/

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