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現役医師が塾長の個別指導塾 Dr.TAKAゼミ(六本松)

塾長コラム

【大公開】入試会場で気を付けるべきこと3選

【大公開】入試会場で気を付けるべきこと3選

皆さんこんにちは!Dr.TAKAゼミ塾長の上山です。今回は、塾生の方も医学部や難関国公立大、公立高校入試の直前という事で「入試会場で気を付けるべきこと3選」というタイトルで、普段の勉強や模試とは異なる、独特の緊張感で溢れる入試本番の会場で必ず気を付けておかなくてはならないことを発表していきたいと思います…。

①心が何度でも折れそうになっても決して諦めない

当たり前の様ですが、これは非常に大切です。入試会場でいくら予想だにしていなかったことが起こっても決して諦めてはいけません。

逆に諦めずに最後まで全力を尽くすことが出来れば、それだけでアドバンテージを取れることも十分に考えられるのです。昔話ですが、私が中学3年生の時の第一志望の高校の入学試験会場で体験したケースをお伝えしたいと思います。

正確な科目順は失念してしまいましたが、数学は最初の方に行われたんだったと思います。とりあえず解けそうな問題に手を付け、1週目を解き終わる頃くらいからでしょうか、冷や汗が止まらなくなったのを今でも覚えています…。

並々ならぬ自信を持って臨んだ数学で、解答用紙が半分以上白紙の状態だったのです。こんなことは今までの受験でも模試でも全く経験のないことで、「どうして…。」と頭の中が真っ白になりました。

「いや、緊張しているだけなのかも」と思い直し、深呼吸をして気を取り直し、2週目を解いてみましたが一向に解答用紙が埋まる気配はありませんでした。結局試験終了まで冷や汗が止まることはなく、半分以上白紙の状態で提出することになってしまいました。

屈辱とショックで、放心状態でしたし、受験会場には誰一人知り合いはいませんでしたから、今受けた数学が難しかったのか、自分だけが解けなかったのかを推し量る術もありませんでした。「終わった…もう早めに久留米に行ってホテルで過去問でも解き直しておいた方がいいかも…」と途中退出して翌日の受験地入りしようかと何度も何度も何度も考えました。

しかしそれは敵前逃亡のようであり情けない話だと思い直し、その時点では不合格を確信していましたが、何とか自分を奮い立たせ次からの科目を解き終わり、試験会場を後にしました。

ようやく他の科目を含めた自分の試験の出来を冷静に振り返ることができたのは、鹿児島西駅(今でいう鹿児島中央駅)のとんかつ屋で黒豚を食べているときでした。

半分放心状態であったものの、国語と英語はよく考えたらかなり自信があるような気がしてきたし、理科と社会もそれなりにはできていたような気がするので、数学が4割でも例年の合格最低点なら意外と越えているのでは…?とか考えてているうちに、最初は全然味がしなかった黒豚とんかつが段々美味しいと思えるようになってきたことを覚えています。

②「めっちゃできたわ~w」と言ってる人はだいたいできてない説

①が長くなってしまったので、②と③はあっさりいきたいと思います。受験会場では必ずと言っていいほど「かます」人が出てきます。「俺数学満点やわ~w」とか言っている人はだいたい出来ていないものと思って無視しておきましょう。

前述の私のケースでも、「自称数学満点君」が出現しましたが、後から同じ塾の人に聞いたらどの会場でもそんなことばかり言っていたが全くできていなかったようです…。

③終了のブザーが鳴ったら必ずペンを止める

これはかなり大切です。ブザーが鳴ったら大体の場合監視の先生が「ペンを止めて!」とおっしゃると思いますが、「書きかけの解答だけは…」と数秒ペンを動かしていると、退出させられそのまま試験終了となってしまう可能性も十分あります。

私のこれまでの受験でこういったケースは実際に何度か目にしてきました。模試ではそこまで厳密だったかは分かりませんが本番は当たり前ですがシビアです。

終了の合図があったら必ずすぐにペンを止めて指示を待ちましょう。

今回は入試会場で気を付けるべきこと3選という事でお話をさせて頂きました!受験生の皆さんはこのようなことに気を付け、本番頑張ってください!!(^^)/

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