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現役医師が塾長の個別指導塾 Dr.TAKAゼミ(福岡市中央区六本松)

塾長コラム

【㊙】医学部や高校受験の面接の具体的な対策法

【㊙】医学部や高校受験の面接の具体的な対策法

こんにちは!Dr.TAKAゼミ代表の上山です(^^)/今回は、前回のコラムに引き続き、医学部や高校受験の面接に対する具体的な対策法についてお話していきたいと思います!

まずは受験する学校の事を徹底的に調べ上げる

これが何より大切です。前コラムでも述べたように、面接をする側の先生たちは、どこでもいいけど取り合えず偏差値的にちょうどよかったから受けに来たという生徒より、その学校に入りたいという強い気持ちをもって受けに来た生徒を合格させてあげたくなるものだと思います。

その気持ちがあるのならば、学校の特色や強み、コース、設備、進学実績…このようなことを調べてさえいないというのは考えられないことだと思います。

学校のホームページや、見学会に行った時の資料など様々な媒体で、その学校のことをひとつ残らず調べるくらいの気持ちでこの作業に取り組みましょう。

その上で、自分が学校に入学した暁には何を特に力を入れて学びたいのか、卒業後は学んだことを活かして具体的にどうなっていきたいのか、そういった「入学したい理由の軸」をしっかりを定めて行きましょう。

答えにくい質問こそ適切なアンサーを準備しておこう

なぜ入学したいのかという、アピールの軸となる理由を決めたところで、次は答えにくい質問が来た時にどのように切り返すかということを考えていきましょう。

「答えにくい質問が来なければいいな~」と神頼みしても、面接というのは受験生が答えにくいであろう質問もきっちり混ぜて来るものです。答えにくいであろうことは面接官も分かって聞いているはずですから、このような質問は予め想定し、涼しい顔で切り返し、追い打ちをかけられないようにしておきましょう(^^)

ちなみに、すごく答えやすい質問に関してはそこまで力を入れて対策しなくても良いかもしれません。例えば「部活は何をやってたの?」といった答えが決まっているタイプの質問や、「人と話をしたりコミュニケーションをとったりすることは好きですか?」といった、ポジティブな答えがいくらでも簡単に思いつきそうなものに関しては、ありのままを答えればよいでしょう。

以下に、想定される質問と、私であればこのように答えるという具体例を挙げていきますので、参考にして下さい。これを丸々同じように答えるのではなく、各自しっかりと考えて自分なりのアンサーを準備してください。

例1.後期日程は違う学校を受験する予定にしているみたいですが、なぜですか?

解答例:○○高校に入学して××に関する事柄を特に力を入れて学んでいきたいという気持ちは大変強いのですが、正直に申し上げて私の成績では貴学の後期日程の合格は大変厳しいと思われましたので、前期日程がもし不合格になった場合は大変残念ですが△△高校に出願をしております。

例2.あなたの短所を挙げてください。

解答例:1つの事柄につい集中しすぎてしまうことです。例えば、受験勉強の時にも数学を勉強し始めるとその日は自分が納得がいくまで数学の勉強だけをしてしまうようなところがありました。もう少しバランスを考えたり、視野を広く持てるよう今後は努力していきたいと思います。

例1のような質問に対しては、しどろもどろになって訳の分からない理由を挙げてしまうと矛盾点を突かれる可能性があります。いくら今受験している学校に行きたいとは言っても、他日程入試では学力的に難しいと考えているならばその通りに答えれば良いと思います。さすがに進学先が無くなってしまっては困るというのは当然の事ですので、問題ないと思います。

例2に関しては、間違ってもガチの短所を挙げてはいけません。「腹が立つと物にあたってしまう事です」とか「時間にすごくルーズな所です」などと答えようものなら、その時点で不合格になってしまう可能性が高くなってしまうかもしれません…。

このような「答えにくい質問」を最低100個くらいは想定し、アンサーを準備しておきましょう。

面接の作法やマナーも最低限は確認をしておこう

これは面接対策本などを読めば色々と書いてあることだと思いますので、詳細はそういった所に譲りますが、最低限の礼儀は必要でしょう。

敬語が全然使えていなかったり、足を組んで座ってしまったり…ほとんどの方はそんなことはしないと思いますが、さすがにこういった場合には大きく減点される可能性が高いです。

ただし、面接官の先生も受験生が緊張しているのは分かっていますから、細部までふるまいを完璧にしないといけない、と考えすぎる必要はないかと思います。それよりも上記に述べたような、質問に対するアンサーの部分を充実させることを心掛けた対策を行った方が良いと思います。

今回は医学部や高校受験の面接の具体的な対策法について述べさせて頂きました。ここまでお読みいただきありがとうございました(人”▽`)また次回のコラムでお会いしましょう(^^)/

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