医学部に現役合格にするためには?⑧ 高校英語の学習方法(長文読解)
長文読解の勉強法について
こんにちは!今回は英語の長文読解の勉強法について考えていきたいと思います。
これまでにご説明した英単語や英文法の学習も、長文読解の成績アップのためには大変大切な要素となってくるのはもちろん間違いありませんが、本コラムではそれだけではない、長文読解で得点を稼ぐための考え方を中心に説明させて頂きたいと思います。
まず、長文読解に関して最も大切なことはズバリ、〝慣れ〟だと思います。
なんじゃそら、という感じかもしれませんが、長文読解を苦手だと感じているほとんどの方が英語の長文を読む、読もうとする回数が圧倒的に足りていないのです。
とにかく長文を読む機会を増やしていこう!
長文読解の参考書を色々と見てみると、「長文読解の読み方のコツ」のような解説が多く記されているものも多いです。
確かにこれはこれで大変すばらしい内容のものが多いですし、文法の基本的な内容を長文読解に必要な形にかみ砕いて教えてくれているものなので、時間のある時には是非御一読をお勧めしますが、やはり何より大切なのは、「よく分からなくてもとりあえずドンドン長文を読んでみる!」ことだと思います。
題材としては、まずは基礎的な長文を読み進めるのが良いと思いますが、よほど特殊な英文以外であれば読めば読むほど良いと思います。
一般的に良く知られているような長文読解の本であれば特に悪書というものはないような気がしますので、どの本にしようかなあ…?と殊更に迷う必要なないと思います(長文読解の本は特にたくさんの物が発売されていますので、目移りする気持ちはよく分かりますが、まず1つに決めそれをしっかりと読み進めていきましょう)。
長文読解がなかなか伸びない人が陥りやすい罠
罠、という少し大げさな表現を使ってしまいましたが、上記のように長文を読む機会を増やしているのになかなか読めるようにならないという方の多くに共通して言えることは、「この長文が読めなかったのは、英単語や文法で分からないことが多かったから仕方ない。これらの学習が進めばこの長文も自然と読めるようになるだろう…。」というような考え方を持ってしまうことです。
この考え方というのは確かに半分は正解ですが半分は間違っていると思います。
どういうことかというと、いくら英単語や文法の学習が進んだからと言っても、受験本番の英語長文で分からない単語や表現が一つもない、という状況はまず起こりえないと思うからです。
私自身も、そのような状況で本番の英語長文を読んだという記憶は高校受験でも大学受験でも一度もありません。
長文読解には文章の流れや先の展開を読む技術が必要!
長文読解が上手くいくためには「英単語や文法、読み方のコツ」という要素が半分、「文章の流れや先の展開を読みながら読み進める」という要素が半分だと思っています。
後者は若干受験テクニック的な要素の強いものですので、あまりこういった考え方を好まない英語の先生もいらっしゃるかもしれませんが、やはりまずは皆さんは受験英語で得点を取らなければいけないと思いますので、この部分も解説させて頂こうと思っています。
では、「文章の流れや先の展開を読みながら読み進める」というのはどういうことなのか!?
これについては次回のコラムでご説明させて頂きたいと思います(^^;)
今回はリスニングのお話しまでたどり着かなかったので、長文読解のお話の続きとリスニングの対策については次回をお楽しみにして頂ければと思います。
駄文にお付き合いいただきありがとうございました!ではまた次回のコラムでお会いしましょう(^^)/