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現役医師が塾長の個別指導塾 Dr.TAKAゼミ(六本松)

塾長コラム

【必見】大学受験と高校/中学受験の難易度の差を頑張って数値化してみた

【必見】大学受験と高校/中学受験の難易度の差を頑張って数値化してみた

こんにちは!Dr.TAKAゼミ塾長の上山です(^^)/今回は、大学入試が高校受験や中学入試と比べてどれくらい難しいのか?はたまた簡単なのか?を、塾長である私の実体験を元に可能な限り数値化していきたいと思います!

中学/高校/大学受験全てを経験した人間による比較

中学/高校/大学受験全てを経験した人間とは、Dr.TAKAゼミ塾長である私の事になります(これら全ての経験があるという人は、結構珍しいかもしれません)。下記の勉強時間に関しましては、記録をつけていたわけではないので、どうしても概算となってしまいますが、すごく大きくはズレていないかと思います。

中学受験から見ていきましょう。小学校の友人に誘われて下関の某大手塾さんに入会したのが小6の夏休みですので、そこから中学受験の勉強スタートとなります。

夏休み始めくらいのテストで全然点数が取れなかったのが悔しかったので、夏休みは12時間×40日=480時間くらいはやったと思います。9月~1月の期間の平日→100日×5時間=500時間、9月~1月の休日(冬休み含む)→12時間×50日=600時間くらいだと思います。私立中学受験をする人の中では、遅めのスタートだったと思いますので、これくらいは勉強したと思います。

上記合わせますと約1600時間程度だったと思われます。合格した中で最も難しいのは久留米附設中学でしたので、恐らく偏差値は60後半程度だったのではないでしょうか。

高校受験に関してもほぼ同様です。中学受験の成功体験から、あえて自分を追い込み爆発的な力を引き出すという作戦を採りたかったので、私立高校受験の勉強は中3の夏休みから、前述しました某大手塾に入会し、開始しました。こちらも中学受験とほぼ同様のペースでしたので1600時間程度で、合格した中で当時最も難しかったのは後の母校でもある鹿児島のラ・サール高校でしたので、恐らく偏差値は70程度?だったのではないかと思います。

大学受験のための勉強時間と偏差値

大学受験に関しましては、さすがに通っていた高校の指導スタイル等により、高校1年生のころからある程度は勉強しないといけなかったので(いろんな意味で)、高3の夏休み前までの期間にも、だいたい1日平均3時間程度はやっていたと記憶しています(ちなみに当時はつらかったですが、振り返ってみるとこの勉強時間があったから現役合格できたのだと思います)。

ですので平均すると3時間/日くらいになると思います。これが高1~高3の夏休み前までで3×840日=約2500時間、高3の夏休み以降は中・高受験と同程度はやっていたと思いますので、これが1600時間とすると、合計は約4100時間ということになります。

結果としては、地方国公立大学医学部合格で、その当時の偏差値で中学/高校受験時とほぼ同じくらいだったのではないでしょうか。

結果発表!

以上の結果より、同一人物による大学受験vs高校・中学受験の結果としては、「約2.5倍程度の学習時間が必要」であるという結論になりました!!

中学・高校受験時の偏差値の方が多少高かったような気もするので、同じ偏差値/立ち位置を維持するのは実際には3倍程度の勉強時間が必要な可能性もあります💦

ということで、大学受験は中学・高校受験と比較すると圧倒的に勉強時間が必要であるということがわかりました!!!

なぜなのか?と不思議に思う人も多いと思いますので、私の考える理由を述べたいと思います。1つには浪人生や中高一貫生(中学入学組:中学2~3年生位から大学受験の勉強を開始している)が主な対戦相手であること、例えば高校受験と比較すると成績の芳しくない方、高校卒業後すぐに就職する方などがそもそも大学受験をしないことにより、母体のレベルが段違いに高いことが挙げられます。

また、2つ目としては私の体感としては中学/高校受験よりも勉強時間がモノを言う試験であると思いますので、この点が挙げられると思います。『考えれば解ける』という類の問題は非常に少なく、事前に広く深い知識の習得が必要になります。

ここまでお読み頂いき誠にありがとうございました!また次回のコラムでお会いしましょう(^^)/

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