【ピンチは】高校入試の勉強がピンチと感じている受験生に伝えたい、発想の転換【チャンス】

あと1年しかない、ではなくあと1年もあれば十分すぎる

こんにちは!Dr.TAKAゼミ塾長の上山です(^^)/今日は、新中学3年生で、高校入試まであと1年(弱)しかなくてピンチだと感じている皆様を対象に、意識の持ち方や入試に向けての勉強方法をお伝えしていければと思います。
まずは見出しタイトルにもありますように、高校受験にとって残りの時間が1年間というのは、短くはありません。今まで勉強をほとんどしてこなかった人にとっても十分な時間であると考えましょう。そもそも今更過去には戻れませんので、そのように考えて1年後の本番に向けて前向きな気持ちでしっかり作戦を立て実行していくしかありません。
ただ、これはそういった精神論的なものだけではなく、高校入試の学習内容は灘高校など全国屈指の超難関校を志望する場合を除き、こなさないといけない分量はそう大したものではありません。これは何と比較して言っているかというと、大学受験と比較しています。
例えば偏差値65を目指す場合、これくらいあれば高校入試では地域のトップ校やそれに準ずる高校には合格できる可能性が高いでしょうし、大学で言えば地方の国公立大学医学部医学科に合格できる可能性が十分あると思います。ではこの2つを比較したときに、偏差値が同じだからと言って同じくらいの勉強時間で良いと皆さんは思われますでしょうか?
高校入試の勉強はほんのウォーミングアップ?
高校入試における偏差値65と大学入試における偏差値65は天と地ほども違います。この理由は他コラムにも詳しく書いていますのでそちらに譲りますが、私の経験や体感上は大学受験の方が3倍程度の勉強時間を必要とすると思います。
ということは、中学範囲の勉強を完成させるのに1年ではとても足りないと言っていては、難関大学を志望する場合には高校生の3年間では時間がとても足りない、という事になってしまいます。
そもそも高校入試に力を入れたい、難関高校に合格したい、と考えている方にとってはそこがゴールではなく大学入試が最終目標だと思いますので、高校入試に関しては結果を出すのはもちろんのこと、大学入試に繋がるように勉強というものへの取り組む姿勢や、自己を知る事(どのような勉強法が合っているのか、長い時間集中して勉強できるタイプなのかなど)、各教科に対する基本的な知識・素養を養成させていく必要があります。
そういった意味で、大学受験という高い山からすると高校入試というのはほんの序章であり、ウオーミングアップだと考えて頂けると良いと思います。
短期間で一気に成績を上げたい場合の勉強方法とは?

皆さんがいま最も知りたいことはこの内容だと思います。細かいことは企業秘密の部分もありますが、ざっくり言えば教科書を1ページ目からじっくりとマーカを引きながら読んでいく、というような勉強は私はお勧めしません。
ハイレベルな受験をクリアした経験がある方であればお分かりだと思いますが、成績を上げるのに急ぐ場合、問題演習をとにかくやり込む必要があります。あまりに時間が無い場合は、教科書を読む前に問題演習から入っても良いくらいです。
それでは何も解けるはずがない、と思われるかもしれませんが、最初は解けなくて良いのです。時間を決めてまずは問題を解こうとして自分の知っている知識やその類推から一生懸命考え、時間が来たら答えを確認する→解けなかったところに関しては、なぜ解けなかったのかというのを教科書などで調べたり塾の先生に聞いたりして解決する→周辺知識も確認する
このような流れで進めると良いと思います。ただ、テキストの選定や、疑問点を正しく解決する為に師事する先生の実力はとても重要(例えば教える側が近隣の難関私立校の数学を瞬時に全解できないようでは話になりません)ですので、困った場合は是非当塾に御相談頂ければと思います(^^)/
ここまでお読み頂いてありがとうございました!また次回のコラムでお会いしましょう(^^)/