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現役医師が塾長の個別指導塾 Dr.TAKAゼミ(六本松)

塾長コラム

医学部受験の門戸は誰にでも開かれているという話

医学部受験の門戸は誰にでも開かれているという話

皆さんこんにちは!Dr.TAKAゼミ塾長の上山です。ここのところ、「自分の高校からはここ数年医学部に受かっていないので、自分にも医学部は無理ですよね…?」「本当は医学部志望と言いたかったけど、現状の成績だと恥ずかしくて言い出せず、薬学部とかの医療系志望って言ってました(*´Д`)」といったようなお声をよく耳にします。

そこで今回、どの高校に通っている人にも、そして現状の成績が少しヤバめであったとしても、医学部受験というものは誰にでも門戸が開かれている!ということを理由も含めて分かりやすくお話をさせて頂ければと思います。

地方国公立医や中堅~下位私立大医であれば、難問を解く必要はない

最初にその理由から述べてしまいたいと思います。見出しにありますように、医学部受験といっても地方国公立や中堅~下位の私立大であれば(例外的な学校もありますが)、基本的には難問を次々に解いていかなければならない、という事はまずありません。

一方、東大や京大、早慶といった超難関校の入試では、やはりかなり難しい問題をある程度以上しっかりと解けるようにしておく必要があると思います。偏差値上ではそこまで変わらなくても、私の認識としてはやはり医学部入試(旧帝大等を除く)の方が、少し戦いやすい相手ではないかと思います。

共通テストに関して言えば、これは当然全国の受験生が一律に受けるものであるため、教科書レベルを大幅に逸脱したような難問奇問ばかりになることはまずありませんし、二次試験も、国公立の場合などは他の学部を受ける受験生(偏差値50前後の)と全く同一の問題を解かせる所もあります。そのような場合、問題のラインナップは基礎~標準のレベルのオンパレードになることがほとんどです。

教科書レベルを終わらせる、が難しいという現実

高校生の勉強は中学生のものとは比べ物にならないくらい膨大な量であり、内容も複雑化していきますが、教科書レベルを必要科目分きちんと仕上げるということは、きちんとした勉強法・環境で努力を積み重ねるならば不可能ではないと思いますし、厳しく言えば本来であれば高校を卒業するということはそれが出来ないといけない思います。

ただ、現実問題として95%以上の高校生は、受験当日までにそのレベルにすら到達出来ていないのが実情だと思います。だからこそ医学部は(相対的に見れば)難しいと言われているのだと思います。

また、学校によってはいくら何でも学習のカリキュラムが遅すぎる場合もあります(場合によっては化学の高分子は授業で終わらないので各自自習!みたいなところもあります)。例えば共通テスト2週間前に全てのカリキュラムを終了し、仮にある程度内容を理解していたとしても、実践練習がほとんどない状態で本番を迎えて、みっちりとトレーニングを積んできた浪人生と対等以上に勝負できるかと言われると難しいと思います。

このような場合、「じゃあどうすれば現役で医学部に通るのか?」と当然思われると思います。

理想的な学習のペースとは!?

医学部受験を現役で突破した経験のある人であれば、高校2年生ならこれくらい、高校3年生の夏休み前ならこれくらい出来ていなければならないと、自分自身の経験としてわかっています。他の難関大受験と違うのは、受験する必要のある科目全てにおいて、突き抜けてできなくても良いけれど、穴となる科目があることは決して許されないということです。

ですので、英数理などのいわゆる主要科目だけではなく、古文や社会など必要科目全てに関して医学部受験に適したペースで学習を進めていかなくてはなりませんが、通学している高校で医学部現役合格者が過去にあまりでてないとすれば、学習のペースを自主的に速めていかなくてはならないと考えます。

当塾では全ての科目に関して、医学部受験を目指すうえで適切な学習ペースを指導することができます。私は全ての医学部志望者を心から応援したいと思っていますし、例え現状の成績が振るわなかったとしても、その夢を否定しませんし、志望校・学部変更を一方的に勧めることは決してありません。医学部受験に少しでも興味をお持ちの方は、是非一度ご連絡を頂ければと思います(^^)/

ここまでお読みいただきありがとうございました!また次回のコラムでお会いしましょう(^^♪

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