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現役医師が塾長の個別指導塾 Dr.TAKAゼミ(六本松)

塾長コラム

福岡大学医学部の入試傾向と対策【英語編】

福岡大学医学部の入試傾向と対策【英語編】

まずは構成と難易度を把握しよう!

こんにちは!Dr.TAKAゼミ塾長の上山です(^^)/前回に引き続き、福岡大学医学部の入試傾向と対策を考えていきたいと思います!今回は英語編となっておりますので、是非最後までご覧になって下さい!

まず構成と傾向ですが、例年出題傾向の変化は少なく大問1は英文和訳問題で、下線部が引かれている英文を和訳する形式となっています。大問2は長文読解で、内容真偽問題となっています。

そして、大問3が文法4択問題、大問4が発音アクセント問題、大問5が整序問題という構成になっています。

全体的に標準的な出題となっており、難関私立のような難解な長文やマニアックな英文法問題の対策を行う必要はないと考えます。ですので、単語・長文・文法・発音ともに標準レベルの参考書・問題集をきちんと仕上げ、過去問を可能な限り多く解く方針で良いと思います。

時間に関してはやや短く感じる受験生もいると思いますので、長文読解などはスピードを意識した練習を日々行っておきましょう。

私が良く言う、『現役生は共通テストの対策が、そのまま試験対策になる学校を受験すべき』という方針に比較的よく合致しており、現役生にとっても戦いやすい学校になっていると思います。

各ブロックの対策法

大問1は英文和訳問題です。ほとんどが標準的な内容です。やや複雑な構文が出題されることもありますが、単語力も共通テスト~地方国公立大学レベルとなっていますので、「ネクステージ」や「エバーグリーン」などの文法書や「ターゲット1900」「システム英単語」などの単語帳をきっちり仕上げることで基礎力を付けていく方針で良いでしょう。

大問2は長文問題です。内容真偽問題のみとなっており、長文の難易度としては共通テストと同じくらいのレベルだと思いますので、共テ対策がそのまま試験対策になると考えて良いでしょう。「入門英文問題精講」や「やっておきたい英語長文300」「毎年出る頻出英語長文」などの長文読解問題集での演習や、共通テストの過去問などを利用すると良いと思います。医療・健康に関する英文の出題が多い印象で、特にこの分野の英文はしっかり読み込んでおきましょう。

大問3は文法4択問題ですが、これも難易度としては標準的です。品詞の種類の理解をきちんとできているかを常に意識しながら、前述の「ネクステージ」や「エバーグリーン」などの標準的な文法書を1冊きちんと仕上げて過去問で対策すれば問題ないでしょう。

大問4は発音問題です。日々の単語帳の勉強の中できちんと発音・アクセントを確認しながら覚えていくことを意識しましょう。どの単語帳にも書いてあるはずですが、全く気にせずスペルだけを覚えていると、大問4は受験前に焦って別枠で対策する羽目になるので注意しましょう。

大問5は整序問題です。こちらも特に難易度が高すぎるという事はなく、基本的な文構造の理解が問われる内容となっていると思います。

まとめ

全体的に良問が多く、内容も標準的で取り組みやすい構成になっているのではないかと思います。発音問題が少し特徴的ですが、日々の単語帳学習にひと手間加えるだけで対策可能です。

上に挙げたような標準的な参考書・問題集を使用して学習を進め、過去問をひたすら解いて対策を完璧に仕上げていきましょう!

また、共通テスト程ではないですが、スピードも比較的必要と思いますので、特に長文問題は日常の学習の中で、「ダラダラ読み」にならないよう、時間制限を少し厳しめにして読んでいき、復習の時にじっくり読む、ということを心がけましょう!

私自身も高校生の時、このような時間制限を意識したトレーニングを繰り返し行う事で英語長文の特典が飛躍的に伸びたという経験があります。皆さんも是非取り入れてみて下さい(^^)

ここまでお読み頂いてありがとうございました!また次回のコラムでお会いしましょう(^^)/

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