【攻略法】川崎医科大学の総合型選抜

なんと4浪まで受験可能!

皆さんこんにちは!Dr.TAKAゼミ塾長の上山です(^^)/今回は川崎医科大学の総合型選抜についてみていきましょう。最大の特徴は4浪まで受験資格があるという事だと思います。評定も必要ありません。
中国・四国地域出身者枠:約20名、霧島市地域枠:約1名、特定診療科専攻枠:約4名の募集となっており、一次試験が総合適性試験<総合読解力・論理力などを問う問題で、英語、数学、理科(物理・化学・生物より2科目を選択)、国語・一般教養(時事問題を含む)>、小論文となっており、合格者が二次試験に進みます。
総合適性試験に関しては過去問の公表等はないようで、こちらはなかなか対策しにくいと言えるかもしれません。
中国・四国出身者にとっては特にチャンスが多いと言えそうですが、大変珍しいことに4浪まで受験可能という事で幅広い層の受験が考えられますので、他の受験生に負けないようしっかりと対策を取る必要があります。
面接の特徴は?何を聞かれるか?

面接は比較的和やかなムードで進められるようで、圧迫面接と感じる受験生は少ないと思われます。医学部面接としては定番の、医学部志望理由や川崎医科大学志望理由、地域枠であればなぜこの地域の診療に携わることを志望するのか等は、問われる可能性が高いです。
岡山県からの受験であれば理由は考えやすいかもしれませんが、他県から受験する場合は特に、川崎医科大学を受験したい理由は詳しく聞かれる可能性があるのでしっかりと固めておきましょう。
学生に対する教育内容、大学病院の診療の強みや特徴などを徹底的にリサーチし、将来的に自分が目指す医師像とも関連させて「他の大学ではなく川崎医科大学に入りたい!」という熱意をアピールできるようにしておきましょう。
答えにくい質問に対しても準備をしておこう

例えば「あなたの短所は?」「ボランティア活動はしていましたか?」など、聞かれると少し答えにくいと感じると思います。しかしこれは全ての受験生がそうだと思います。困って無言になったり、「非常に短気な所です」とか、「時間にルーズな所です」など、ガチの短所を答えるのは避けた方が無難かと思います笑
一例ですが、短所を聞かれたときは短所のようで裏を返せば長所でもあるようなことを答えるのが良いかと思います。
「自分の短所は一つの事に集中しすぎてしまう所です。例えば受験勉強の際も数学をやり始めると自分が納得するまで数日数学だけをやってしまい、学習のバランスが悪くなるといったことがありました。貴学に入学し医学を学ぶ上ではどの分野もバランスよく学んでいく必要があると思いますので、これから改善していきたいと思います。」などと答えれば全く問題ないかと思います。
また、「ボランティア活動はしていましたか?」など、自分がしていなかった場合は嘘をつくのは良くありませんので、「大変興味は持っているのですがこれまでは出来ていませんでした。正直な所受験勉強で医学部に合格できるような点数を取れるようになるまでは私にとっては大変な道のりで、なかなか時間的余裕がありませんでした。貴学入学後は学業はもちろんですが、ボランティアの経験は医師になる上でとても貴重な経験になると思いますので是非チャレンジしてみたいと思います。」
などが一例かと思います。もちろんこれは例として挙げているだけですので、実際には必ず自分で考えて返答してください。他人の受け売りだけだと浅いですし、面接官には簡単に見抜かれてしまうと思いますのでご注意を…((+_+))
ここまでお読み頂いてありがとうございました!また次回のコラムでお会いしましょう(^^)/